2004年2月8日〜2月14日



(ラスベガス シトラスフィアータワー最上階にて撮影)

ラスベガス
目覚めると、時間がわからなくなっている。
昨夜は、朝までバカラのテーブルに座っていたはずだ。
いまは、いったい何時なんだろう。
非日常が日常の街。
ここでは、時間の感覚を忘れさせる。
皆に公平に与えられた1日24時間という時間の長さは、
ここでは、通用しない。
何かにせきたてられるように行動し、わずかな休息をとる。
立て、起きろ、耳をたてろ。
そして、部屋を出ろ。

池田 寛


昨年の年末、ネバダ州ラスベガスに出張する機会がありました。
百聞は一見に如かずとは正にこのこと。
単なるギャンブルの街というイメージを覆し、
進化し続けるリゾート地として、この街の位置づけを新にしました。
世界有数のリッチマン、ファミリー、恋人と、あらゆる階層が、
ゲーミング、ショー、レストランとそれぞれの選択肢のなかで
充実した時間を過ごしているものと感じました。
さすが、アメリカ本土でナンバーワンの観光地として君臨しているのも頷けるものでした。

 私は、サービス業を生業としていますが、常々感じることは、
お客さまは、「非日常性が高まれば高まるほど、WAKUWAKUしてくる。」ものと感じます。
飲食シーンであれば、家で食事をすれば、300円で済ますことが出来るものを、
外食をした場合、10倍以上ものお金がかかってしまいます。
ここにお客様は、何を求めているのか?よくよく、突き詰めて考えなければいけない。
ラスベガスを参考になどと大それたことはとても言えませんが、鍵となるものを感じました。
この街には、何かあります。ぜひ、足を運んでみては如


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