2004年2月22日〜2月28日

奥本哲大


「競馬確率論」

賭け事が嫌いな人はすみません。
私は如何にして競馬で儲けるかについて述べたいと思います。
私が競馬を見始めたのは10年くらい前です。学生時代に九二会のメンバーでもある
亘君(元気?)に誘われて見たのがきっかけです。
といっても、私はお気に入りの馬がいる訳でもなく、頭の中に競馬データベースが
ある訳でもなく、年数の割には全然詳しくないのですが、学生の時に
コンピュータで予想をすることにはまってしまいました。
それ以来、挫折と再起を繰り返しながら現在に至っています。

皆さんは、もし競馬で儲けようとするとどんな馬を買えばよいと思いますか?
「勝つと思う馬を買う」
という人がいるかも知れません。しかし、答えはNOです。馬券を買うべき馬は
「一番もうかる馬を買う」
が正解です。つまり、勝つ確率が50%でオッズが2倍の馬と、勝つ確率が30%でオッズが
4倍の馬がいれば後者を買うべきです。
そして、期待値が1以上となる馬を買い続ければ、競馬で生活することも可能です。
では何故みんなそれができないかというと、それぞれのレースで各馬が勝つ確率を
正確に求めることが非常に難しいからです。競馬には、2つの敵が存在します。
一つ目の敵が「JRA(胴元)」、二つ目の敵が「他の投票者」です。ギャンブルである以上、
胴元による控除(20〜25%)があり、また他の投票者の投票数によりオッズが決まります。
従って、控除と実際のオッズから割り出した確率を上回る「おいしい馬券」を探し出すことが
競馬で儲けるための必須条件となります。

さて、ここまでゴタクを並べて、お前の成績はどうなんだと思われることでしょう。
実は、ここまで述べてきたことに全然説得力がなくなってしまうのですが、
残念ながら、負け越しております。
本気で勝とうと思ったら、膨大な研究時間と高性能のコンピュータが必要ですが、
時間を作るのは難しいですね。如何にして仕事を効率的に片付けて、
自分の時間を確保するかが重要になりますが、なかなかうまくいきません。
課長に怒られながら、終電で帰宅する毎日が続いております...。


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